卵子・精子ともに老化する

卵子と精子は年齢とともに老化していきます。卵子の場合、胎児期に作られた卵子がその後増えることなく減り続け、また加齢により劣化します。男性の場合は加齢で精子の生産能力も落ち、さらに精子自体の生命力が弱くなっていきます。そのため男女とも加齢は妊娠の「敵」といえるでしょう。
トップページ不妊症の基礎知識卵子・精子ともに老化する

年齢とともに卵子は減り、卵子・精子ともに老化する

年齢とともに卵子は減り、卵子・精子ともに老化する

年齢を重ねていくと、老化という現象が出てくるのは周知の事実です。たとえば皮膚がたるむ、白髪が増える、筋力が衰えるなど、人それぞれ時期や症状はさまざまですが、確実に老化現象が現れてきます。
実は妊娠に必要な卵子・精子も、年齢とともに老化していくのをご存じでしたか?
ここでは、加齢に伴う卵子・精子の老化と、それに起因する問題点について考えてみましょう。

まず卵子の老化についてですが、そもそも卵子は胎児期につくられたものがすべてで、男性のように体内でつくられるものではありません。つまり、数にも限りがあるということ。もちろん、年齢とともに、その数は減っていきます。30代後半になると、元々持っていた総数の2~3%にまで減少してしまうと言われています。
また、年齢が重なれば、それだけ卵子も体内で年齢を重ねることになります。老廃物がたまったり劣化してしまうので、若い新鮮な卵子と比較して、受精しにくくなるのです。

精子についても、加齢とともにその生産能力が落ちてきます。つまり射精時の精子の量が減ってしまうということです。また、ある研究結果によると、40歳以上の男性は、精子のDNA配列に変異(染色体の異常)が起きやくなるとされています。これが何を意味するかというと、DNA配列に異変が起きた精子と受精すると、流産したり、子どもの病気の増加に関与したり、生まれてきた子どもがダウン症や、ダウン症以外の染色体異常であったりするなどの原因になりうる、ということです。
これらに関しては、単に精子だけの問題ではありません。劣化した卵子についても、同様のことが言えます。染色体異常が原因とされるダウン症を例にすると、20代でのダウン症児の出生率が約0.1%、30代では約0.3%、40代では1%と言われています。低い数値に見えるかもしれませんが、20代と比較して30代では3倍、40代にいたっては10倍も確率が高くなるのです。
これに加え、男性の精子の老化が重なれば、当然、確率もさらに高くなると言わざるを得ません。

 

▲ PAGE TOP

Copyright© 2014 女性不妊治療の病院紹介 All Rights Reserved.